「インフォームド・コンセント」とは、あなたが診療を受けるにあたって、「ご自分の疾病の検査・診断方法やその治療方針について、医師などから十分説明を受け、その内容をよく理解し納得した上で、あなた自身の意思でその検査や治療を受けるかどうかを選択する」ことです。
治験には、無作為化割り付け法や二重盲検比較試験(下記参照)といった試験的要素が大きいものもありますので、参加していただく方の人権や安全を尊重し、保護する意味で「インフォームド・コンセント」は欠かすことのできない重要な手続きです。
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■試験方法 |
治験は科学的に評価するために、主に次のような方法を用いて試験します。 |
■無作為化割り付け法 |
「くすりの候補」の効果や副作用を見極めるためには、「くすりの候補」とプラセボ※(または従来の薬)と比較する必要がありますが、比較する対象が公平に分かれるように、機械的にどちらに決める方法です。
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■二重盲検比較法 |
無作為化割り付け法のうち、「くすりの候補」またはプラセボ※(または従来の薬)のどちらを使用するかが、あなたにも医師にもわからない方法です。 |
※プラセボ…見かけ上「くすりの候補」と区別
がつかない様にした有効成分が入っていないもの |