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小児の薬の与え方について

赤ちゃんに薬を飲ませる時間は?
 薬は子供の体調が悪く食事ができない時でも食事に関係なく1日に飲む回数を守って飲ませることが大切です。食後はお腹がいっぱいで、薬を飲まなくなることもあるので授乳前あるいは食前に飲ませてもよいでしょう。
熱さましはどのくらいの発熱で使用すればいいの?
 目安としては38.5度以上熱がでて、元気がなかったり調子が悪いような時にお使い下さい。食欲があり、機嫌がよければ、急いで解熱剤を使わず安静にして十分に水分を取るようにしましょう。
熱さましの坐薬を入れましたが熱が下がりません。もう一本いれてもよいですか?
 解熱剤を与えた後、効果がないからといってすぐに解熱剤を与えないで下さい。薬が効いてくる時間には個人差があります。少なくとも4〜6時間は様子をみるようにして下さい。
坐薬をいれた後に排便をしてしまいました。もう一本入れてよいですか?
 坐薬を入れた直後に排便し、一緒に原形のまま坐薬が出てしまった場合は再挿入して下さい。挿入の刺激で急に便意をもようし、便と一緒に排泄されてしまう恐れがありますので、坐薬を入れる時には、できるだけ排便後に挿入しましょう。
坐薬を半分にする方法は?
 子供の場合、よく1回1/2個や2/3個という指示が見受けられます。坐薬は体温で溶けてしまうため、包装から取り出して切ると体温で溶けたりしてうまく切れません。包装から取り出さずに、包装の上から清潔なハサミやナイフ(カッター)等で、切って下さい。

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